聖地再訪 生駒の神々:変わりゆく大都市近郊の民俗宗教 pdfダウンロード

聖地再訪 生駒の神々:変わりゆく大都市近郊の民俗宗教


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聖地再訪 生駒の神々:変わりゆく大都市近郊の民俗宗教 の本の表紙
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聖地再訪 生駒の神々:変わりゆく大都市近郊の民俗宗教の詳細

本のタイトル聖地再訪 生駒の神々:変わりゆく大都市近郊の民俗宗教
作者宗教社会学の会
ISBN-104422230298
発売日2012/2/21
カテゴリ
ファイル名聖地再訪-生駒の神々-変わりゆく大都市近郊の民俗宗教.pdf
ファイルサイズ29.39 (現在のサーバー速度は21.05 Mbpsです

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1985年に刊行された『生駒の神々』は、大阪近郊にあたる生駒山一帯に数多の宗教施設があり、多彩な活動が行われていることを明らかにした。特に朝鮮寺と呼ばれる在日コリアンのための寺院が集中し、民族色の濃い祭礼が生き続けていることに驚かされた。あれから25年、生駒の神々に何が起こったのか。前回同様、宗教社会学会のメンバーが、ひとつひとつ訪ね歩いて調べたレポートが本書である。25年と言えば、一世代が交代するに十分な歳月である。神々にも大きな変化があった。前著で記録された寺院、行場はおしなべて衰退の兆候を示し、中には廃絶したものもある。特に朝鮮寺の民族色の濃い祭礼は消滅に近い印象を受ける。現地を尋ねてのレポートは淡々と現状を伝えるだけであるが、それだけいっそう神々のもとに結集していた人々の身に生じた出来事を想像させて切なかった。修験道系の寺院が多いのもこの地域の特色であるが、指導者のカリスマ性で成り立つセクトは世代交代が難しく、信者も高齢化していく。老舗の石切神社、宝山寺、朝護孫子寺も、参詣者が1990年頃をピークにして減少傾向にある。しかし、また新しい動きも報告される。朝鮮寺改め在日コリアン寺院の都会と山中を結ぶネットワークの誕生である。石切神社参道の占い店の興隆も注目される。ヨガや自然食をテーマにしたスピリチュアルな活動の芽生えもある。そして今、生駒山を覆うほどの勢いで開発が進む墓地、霊園である。これらの変化の背景にも考察が加えられ、現代を支配する現世至上主義と他界観の退潮による宗教意識の変容が示唆される。生駒の神々の興隆は近代化の所産でもある。その神々が黄昏を迎えているとすれば、今まさにわれわれの社会が大きな変化を体験していることを意味する。それが何か、本書を読んで、筆者は研究者でもないが、いろいろ感じ考えさせられた。

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